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いざ始動! 家族で海外移住“プロジェクトX”

先日、魔の三記事目の呪いがすっきりさっぱり解消できたので、ブログ執筆にもそこはかとなくウキウキ気分が漂っています。といいつつなかなか頻繁な更新が実現できていませんが、みなさん、いかがお過ごしですか? 

ここ最近、私がもっとも興味をもっていることといえば、ズバリ海外移住です。行き先も期間も未定ですが、海外に移り住んで、異なる環境の中に身を置いて異文化にどっぷり浸かりたーい!と考えています。ちなみにプロジェクトメンバーは夫、私、小学生の息子の3名です。

異文化に憧れた少女時代

小学校に上がる前の幼少期から、私がいちばん好きなテレビ番組は「兼高かおる 世界の旅」でした。大人になった今でも「世界ふれあい街歩き」「世界ふしぎ発見」のような、海外の市井の人々の生活や文化に触れることができる旅番組が好きです。

「外国かぶれ」と揶揄されてしまうと抵抗があるし実際に違うと思いますが、純粋に世界中のさまざまな文化や芸術、そして人々の営みや歴史について、知らなかったことを知ったり想いを馳せたりすることに愉しさを感じていました。そんな子供だったので、小・中・高校時代を通じて、海外留学に漠然とした憧れを抱いて過ごしました。

ちなみに私が初めて興味を持った言語は、小学生の頃に通っていた塾の塾長が大学時代に勉強したというエスペラント語でした。エスペラント語を母語とする人は世界中のどこにもいません。異なる母語の人々がお互いの意思伝達を目的として人口的に作られた言語なのです。

いろいろな言語を話す人々が共に暮らす地域で、言語の違いが争いのタネになってしまう現実に、「それなら共通の言語を作って使えば平和になるじゃん!」と思いついたポーランド人のおじさんが作ったのだそう。

幼心に、「なんて偉大な発明なんだ!」と感じました。ただ、インターネットもなかった時代の小学生が独学で勉強するには、少し敷居が高く、エスペラント語への興味はあっさり(?)冷めてゆきました。

好きこそものの上手なれ! そして英国留学

しかし、その代わりといってはなんですが、小学生のお小遣いでも買えるNHK教育テレビのスペイン語講座のテキストを毎月本屋さんで買ってきて、ひとりでテレビを見ながら勉強していました。当時勉強した単語や歌は今でも覚えているので、幼いうちに学ぶ語学というのはやはり吸収力が違う!と実感します。

あわせてJTBの6カ国語会話 ヨーロッパ・アメリカ編もお気に入りの愛読書で、同じ日本語の表現を英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語でそれぞれ何て言うのかな?なんてことをよく調べていました。今になって考えてみると、なかなかもの好きな小学生です(笑)。 

中学受験の際は、英語教育に力を入れていて帰国子女率30%という特徴のある学校を選びました。入学後も大学受験のためというよりは留学準備のために英語を勉強していました。洋画・洋楽・洋書が好きで「好きこそものの上手なれ」を体現していた気がします。

その甲斐あって念願叶い高校卒業後、イギリスの大学に進学しました。二年間という限られた期間ではありましたが、楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、悔しいこと……いろいろ体験して、人生に幾度かあるハイライトのひとつだったなー、と懐かしく充実していた日々を思い出します。

最近では経済事情の影響もあってか、海外に出て行く若者が減っているという話を耳にしますが、私はかなり本気で「若者よ、海を渡れ。」と思っています。

頭が柔らかく、体力もあって、感受性が敏感な若いうちにこそ、いろいろな国のさまざまな文化や歴史的背景をもつ人々と出会って、いい思いも嫌な思いもめいっぱいして、時には差別されたり怖い目にあったり、なんていうことさえ、自分自身の生身の体と心を通して直に体験することが、ひとりの人間をこの上なく豊かにするものだと思います。

風向きの変化? 追い風になりますように!

さて、今では私も年をとり、ワークライフバランスを重視して仕事のペースを落としつつ、ある程度長い休暇を取れるようになりました。そんな長めの休暇を使って海外旅行をする際は、2~3週間かけて暮らすように旅をするスタイルを好んでいます。

海外旅行中は「また海外で暮らしたいなー」なんて夢のようなことをうっとり考えて、でも帰国すると、強烈な引き潮にざざーっと足を絡め取られるように、一気に現実の生活に引き戻されていくんですよね、これが。さびしいな。

なんて思っていたのですが、なんだか最近風向きが変わってきました。というのも、昨年の暮れあたりから、夫が「海外で働きたい」と口にし始めたのです!

ダーリンはマルチリンガル

夫は小・中学生の頃に海外滞在経験がある帰国子女です。父親の仕事の都合で南米二か国に住んだことがあり、スペイン語は不自由なく使いこなせます。その上、私をはるかに凌駕するホンモノの語学マニアなので仏、独、伊、中などメジャー言語は各種検定のグレード保持者で、英語にいたっては英語圏に留学していた私よりTOEICスコアが高いという……(私が不甲斐ない、ともいう)

夫とつきあい始めたばかりの頃に訪れた美術館で、エミール・ガレのガラス工芸品に刻印されていたラテン語の詩の意味を彼が教えてくれたことがありました。「なんて教養のある人でしょう!」と私がいたく感銘を受けたのは言うまでもありません。でも、後から知ることになるのですが、そんなの彼にとっては序の口だったのです!

彼は、デンマーク語、スウェーデン語、ノルウェー語、フィンランド語、アイスランド語、ロシア語、エストニア語、オランダ語、ポルトガル語、トルコ語、タイ語、韓国語、アイヌ語、ハワイ語、イヌイット語など、学習難易度が高そうなマイナー言語やそもそもの話者人口がものすごく少ない稀少言語まで学ぶ、言語マニアというよりむしろ言語オタクと言って差し支えないであろう正真正銘のマルチリンガルでした。うらやましーい!

そんな私と夫なので、結婚する前から、このペアリングはいつか海外に出てゆく組み合わせなんだろうなー、なんてことを漠然と思っていました。

頭上の星が云うことには

というのも、私は副業で占いカウンセラーをしているのですが、西洋占星術でも東洋の算命学でもインド占星術でも、外国との縁が深く、なんなら海外に骨を埋めちゃうような星を私は持っているのです。そして、夫や息子も同様に語学や外国との関わりが強い星を持っています。

だから、海外に出て何かをするチームのような魂が集った家族なんだな、と、なんとなく思っていました。そしてついに、その時がきた(?)のかもしれません!

海外移住プロジェクト始動! わが家の“プロジェクトX”

上にも書きましたが、夫がついに、「そろそろ会社を辞めて、海外に行こうかな」と言い始めました。「年齢も年齢だし、人生一回きりだし、海外転職にチャレンジして、外国で暮らしてみたい」のだと。

私は彼のいちばんの応援団であると同時に、何より自分の指向と完全に一致しているということもあるので、さっそくわが家の“プロジェクトX”遂行のため、海外転職や移住についてリサーチを開始しました。

ちなみに、最年少プロジェクトメンバーの息子は「引っ越しやだー」という気持ちと、「外国に行ったら○○したい!」という両方の気持ちがあるようです。←そりゃそうだ。

息子は、型にはまらないわが道をゆくタイプ。保育園時代から小学生になった今でも、まあ、トラブルやら呼び出しやらが、ものすごく多いです。最近よく聞く「育てにくい子」という呼び方が好きではないので、私は息子のことを「自由を愛しすぎる子」と勝手に名付けています。

感受性豊かで、繊細な部分と大胆な部分が同居していて、幼いけれどしっかり「自分」というものを持っている。それをうまく表現できなかったり、受け入れてもらえない時に、もどかしさのあまり子供同士でぶつかってしまう。そういうケースが多いんだろうな、と見守っています。

やりたいことはダメと言われてもやるし、やりたくないことにはテコでも動かない。その代わりというべきか、そのおかげというべきか、絵や工作に関しては寝食を忘れる集中力を発揮して、異次元レベルの作品を生み出しています。芸術家肌とはこういうことか、とわが子ながら感心してしまいます。

保育園時代は完全なる問題児扱いでしたが、ありがたいことに小学校では先生方のご理解もあり、今のところ楽しく通学することができています。

ただ、彼のような個性は、中学年〜高学年へとなるにつれて、どうしても日本の教育システムの中では、悪しきもの、矯正すべきものと捉えられてしまい、彼の良さが損なわれていってしまうのではないか、と危惧もしています。

そういった面からも、海外でのびのびと学び育つことができる環境を手に入れられたら、親子共々、楽な気持ちで穏やかに健やかに、自己肯定感が高いまま成長してゆけるのではないかなと考えています。もちろん、人と環境の掛け合わせなので、絶対ということはないでしょうけれど。

まだ、私たち家族の冒険は始まりの始まりですが、少なくとも幕は上がった感はあるので、今後もこの続きを見守っていただければうれしいです。

もし、海外移住に興味がある方、すでに移住されている方、過去に経験がある方などと、つながることができたらとてもうれしいです。どうぞよろしくお願いします。

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