名前にまつわるエトセトラ vol.1 〜聖杯伝説への誘い〜

昨日今日と、街を行き交う袴姿の華やいだ雰囲気の美しい女性たちをたくさん見かけました。都心でも桜の開花が宣言され、卒園・卒業の季節を迎えていますねー。この春、卒園・卒業されるみなさん、ご家族のみなさん、おめでとうございます!

桜 写真

4月から年長さんになる息子が、卒園するお兄さん・お姉さんのためにお友達と練習しているという歌を、お風呂で聞かせてくれました。

携帯CMソングにもなっている「ありがとう、さようなら」や、くれよんしんちゃんの映画主題歌「友よ〜この先もずっと…」など、私自身は知らなかった曲ばかりですが、すてきな歌詞に感動しつつ、そんなむつかしい歌詞を覚えて歌えるようになった息子の成長に、思わず涙腺が緩みます。

 

卒業といえば、子どもの頃から『はいからさんが通る』(年がバレますね)の紅緒さんのような袴姿で式に参列することに憧れていました。でも、中学高校は制服のブレザー&キルトスカートだったし、イギリスの大学に進学したため、袴コスプレ(笑)に袖を通す機会には恵まれない学生時代でした。今思うと少し残念な気持ちで、街を闊歩するはいからさんたちを憧れと羨望の眼差しで見つめています。

そういえば、イギリス留学時代に自己紹介で自分の名前の意味について尋ねられ、英語で説明する際に困ることがありました。

というのも、私の本名は美紀と書いてみのりと読むのですが、両親が新婚旅行で行った紀伊地方が私の名前の由来だったからです。

円月島 写真

出典:リゾートホテル ラフォーレ南紀白浜

「私の名前は“美しい紀伊地方”という意味です」と伝えて紀伊地方の説明などできたらよかったのですが、18歳の私は紀伊地方についての知識がほとんどなかったこともあり、あまり深く考えずにわかりやすいという理由だけで「Minori means harvest in Japanese.」と答えていました。<ダメじゃん!(笑)

ある日、それを聞いていた日本人留学生から「ミノリの漢字は収穫の実りじゃないのに、どうして?」と、ごく自然に指摘され、「はっ!」となりました。

面倒くさいとかいい加減とか、ましてや嘘偽りなんていうつもりもなく、でもよく考えると(いや、考えなくても、笑)かなりいい加減な説明をしていたなーと、自分でもおののきました。

確かに、美紀のみのりは収穫のみのりではありません。でも収穫の意味の「実り」という言葉を聞くたびに、ごく自然に自分の名前を呼ばれている感覚が、幼い時分から常にあったのも事実だったんです。

収穫 写真

それが言霊や音霊の影響であったということを知ったのは、それからずーっと後のお話になります。

今思うと、あの時、日本人留学生が投げかけてくれた素朴な疑問のおかげで、名前に端を発する私の「行動する自己探求の旅(それはまるで聖杯伝説のようなかけがえのない宝物を手に入れる物語でもあります)」が始まったように思います。

自分自身を思い出すための「鍵」でもある名前について語らせたら、私以上に暑苦しく語れる人はそういない!というくらい思い入れがあるテーマなので、次回に続きまーす!

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